映画『愛なのに』舞台挨拶に瀬戸康史らが登壇 役作りに瀬戸のアイデアも
『愛なのに』先行上映舞台挨拶に主演の瀬戸康史、共演のさとうほなみ、城定秀夫監督が登壇した。
■さとうも自身の役柄を分析
隣で聞いていた城定監督が「瀬戸さんがこの作品に出てくれるなら、店に馴染んでも馴染まなくてもどちらでもよかったです(笑)」と会場を沸かせた。
一方、多田の憧れの女性、一花を演じたさとうは「一花は、普通に恋愛もして、結婚式も控えて幸せに見えるんですが、婚約者にひどいことをされまして、ある行動に出ます。自分の中での一花は、猪突猛進な女性。こう! と決めたらそれしか見えなくなってしまうところが、可愛らしいなと思いました」と役柄を分析。
■「未知の世界に足を踏み入れたい」
瀬戸とさとうから、編集部にコメントが届いている。
瀬戸:皆さんの中には城定監督と瀬戸康史!? と、驚いた方もいたかもしれません。僕もそうでした。ですが、未知の世界には足を踏み入れたいものです。
僕演じる多田は何を考えてるのか表情に出難い、何の刺激もない毎日をなんとなく過ごしている人物で、ある事をきっかけに彼の世界が少しだけ広がっていきます。
人生大変なことも多いですが、いろいろな愛のカタチ、個性豊かな登場人物たちを見てクスッと笑ってもらえたら嬉しいです。
さとう:脚本を読ませていただいてるときに思ったことを言葉にするのであれば、「もぉー。全員がおバカさん!」とクスクスしながらモヤモヤした気持ちでした。
一人ひとりの個性が強いように見えるけれど、すこし引いて見てみると、「あ、違うな。これ日常だ。近くにあるかもしれない人間のお話だ」と感じました。
全員が真っ直ぐで、おバカで、正直。城定監督の柔らかさとエッジが気持ちのいい作品です。すごく愛らしい映画になっております。是非何度でも!お楽しみください。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)