映画『愛なのに』舞台挨拶に瀬戸康史らが登壇 役作りに瀬戸のアイデアも

『愛なのに』先行上映舞台挨拶に主演の瀬戸康史、共演のさとうほなみ、城定秀夫監督が登壇した。

愛なのに

10日、新宿武蔵野館にて、監督:城定秀夫、脚本:今泉力哉によるプログラムピクチャー「LR/15」のL=『愛なのに』の先行上映会が行われ、主演の瀬戸康史、共演のさとうほなみ、城定秀夫監督が舞台挨拶に登壇した。


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■互いの脚本を提供しあう「LR/15」

近年、続々と話題作が公開され、今最も注目されている今泉力哉監督と、Vシネマ・ピンク映画界のトップランナーにして2021年は『性の劇薬』『アルプススタンドのはしの方』が連続ヒットとなった城定秀夫監督がお互いの脚本を提供しあうプログラムピクチャー「LR/15」。

監督:城定秀夫、脚本:今泉力哉による『愛なのに』は、古本屋の店主と、店主にプロポーズする女子高生、店主の憧れの女性など、一方通行の恋愛が交差し二転三転する先の読めないラブコメディだ。

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■役作りに瀬戸のアイデアも

瀬戸康史

女子高校生から突然プロポーズされる古本屋の店主・多田を演じた瀬戸。

いまいち掴みきれない役柄について「脚本では、何気ない刺激の少ない毎日をなんとなく過ごしている人物だったので、フワッとしていたいなと思っていましたね。撮影でお借りした古本屋さんが実際にあるお店だったので、その建物が持っている空気も伝わってきて、どうやったらその場に馴染めるのかということを考えていました」とコメント。

多田のひげは瀬戸のアイデアだったそうで、それ以外の役作りについても「今まで演じてきた役よりは、声のボリュームやトーンも含め、より繊細なお芝居をしました」と振り返る。

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■さとうも自身の役柄を分析