「困った搭乗客あるある」 キャビンアテンダントのTikTok動画が爆笑の嵐
搭乗客とのコミカルだが大変なやりとり。キャビンアテンダントによる動画が、世間に大ウケしている。
旅客機のキャビンアテンダントとして働いている男性が、TikTokで「機内で見かける搭乗客あるある」を紹介。同業者も利用者も、こぞって爆笑していることがわかった。イギリスの『Mirror』や『The Sun』が報じ、話題はさらに拡散中だ。
■日々さまざまな搭乗客が
「daveanica」のアカウント名でTikTokに動画を投稿したのは、デイヴ・アニカさんという男性。キャビンアテンダントとして世界中を飛び回っており、老若男女を問わず日々さまざまな搭乗客たちとの出会い、会話を楽しんでいるそうだ。
しかし、中には「やっかいなお客さん」「ムカつくお客さん」がいるのも事実だという。デイヴさんはそんな搭乗客とのやりとりを、自身で二役を演じながら、面白おかしく動画で披露した。
■われ先にと…
よく目にするのは、飛行機が目的地に到着するやいなや、かなり後方の座席の搭乗客がわれ先にと立ち上がり、降機の準備に入ることだという。「早く立ち上がっても、降りるのは前方からなので、大人しく座って待っていたらいいのにと感じてしまう」と話している。
また、「やっかいなお客さん」に挙げているのは、機内で免税品を複数購入したがる搭乗客。あれもこれもと準備させる搭乗客に限って、最終的な合計金額を聞いて驚き、「やめとくわ」と言い出すことがあるそうだ。
■「なぜトイレに鍵が?」
さらに「ムカつくお客さん」として挙げるのは、忙しい作業の最中に「トイレの鍵がかかっているんだけど、なぜ?」と尋ねる乗客だそうだ。
デイヴさんが「誰かが入っています。使用中ですよ」と答えると、「なぜ人がいるって分かるのですか?」とさらに聞いてくる。それに「なぜって…あなたもトイレに入ったら鍵を閉めませんか?」と答えることになり、会話は毎度同じ流れになるという。
また、自惚れ切ったインフルエンサーにもムカッとくることも。「私、○○っていうのよ。知らないの? フォロワーが何万人もいるんだけど、ちょっとサービスしてくれたりしないの?」などと、プレッシャーをかけてくるそうだ。
■チェックインでキレる客も
また「枕をもう一つ」と言われ、人数分しか用意がないことを丁寧に伝えると、決まって「じゃ、使っていないお客さんからもらってきて」と言われるという。眠るときがきたら使う、腰が痛くなってきたら使う、そんな人が多いことを理解しない搭乗客がいるというのだ。
さらに番外編として、搭乗手続きが閉まる寸前に、悠然とした態度でチェックインカウンターに現れる女性客の「あるある」についても触れている。スタッフがゲートまで急ぐようにと促すと、「このヒールで走れるわけないでしょ」と逆ギレすることが多いそうだ。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)