全身に昆虫864匹のタトゥーでギネス世界記録を持つ男性 「じつは虫嫌い」と告白
苦手なものをあえて身近に置く理由は、恐怖を克服するため? 全身を虫のタトゥーに覆った男性の告白が話題に。
体中に無数の虫のタトゥーを入れてギネス世界記録を打ち立てた男性が、じつは「虫が嫌い」であることを公表した。『New York Post』『Mirror』などの海外メディアが報じている。
■前記録をぶっちぎりで抜く
ニューヨーク在住のマイケル・アモイアさんは、全身に昆虫のタトゥーを入れている。昨年10月にギネス世界記録の審査を受けた際、クモやヤスデなどの「昆虫以外」を除いた864匹分が認められ、「最も昆虫のタトゥーが多い人物」として世界1位になった。
これは、以前の記録保持者である英国のバクスター・ミルソムさんの402匹という記録に、倍以上の差をつけた数字。しかしその後、実際には虫が苦手であることを告白し、ファンを驚かせているのだ。
■本当は虫が嫌い
全身のタトゥーから熱烈な虫の愛好家だと思われていたアモイアさんは、このほどギネス世界記録のインタビューに対して「多くの人々は自分を誤解している」と語った。
さらに「人々は私が虫好きだと思っていますが、実際は正反対です。私は虫が嫌いですし、怖いです」「ですが、私はポジティブな理由から、全身に虫のタトゥーをしているのです」ともコメントしている。
■恐怖を克服するために…
苦手な虫をあえてタトゥーにしている理由については、「火から逃げるか、それとも火を通り抜けるかの違いです」と説明している。
それはアモイアさんにとって一種の恐怖を克服する方法であり、「私は通り抜けるほうを選びました。そしてそれは、逃げるよりも気分が良いです」と心境を述べている。
■タトゥーをNFT化
このニュースに対するSNS上の反応は「苦手なものをタトゥーにするなんて」「どうしてこんなことを!?」という驚きのコメントから、「彼が次に恐れなきゃいけないのは皮膚の病気だね」といったものまでさまざまだ。
なおアモイアさんは今後、その特徴的なタトゥーをNFT(非代替性トークン)化し、収益の一部を恵まれない子供たちのための慈善団体に寄付する予定だという。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)