同性のフンボルトペンギンカップルが養親になり子育て 絶滅危機を救う光に

個体数の減少が危惧されるフンボルトペンギンを救えるかもしれない、同性カップルの成功が話題を集めた。

■2羽は今後も養親に

エルマーとリマはすり替えられた本物の卵でも変わらず温め続け、1月1日に赤ちゃんペンギンが誕生した。健康状態は良好で、引き続きエルマーとリマのもとで育てられ、すくすく成長しているという。

フンボルトペンギンは、自然保護連合 のレッドリストで「絶滅の危機が増大している『 VU – Vulnerable(危急)』 」に指定されている。

動物園は、「エルマーとリマの成功によって、同性同士の『非伝統的な形式の家族』であってもうまく子育てができる」とし、経過を観察しながら、今後もこの2羽に卵を託すことを検討しているそうだ。


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(文/Sirabee 編集部・原田パラン

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