ゲームのミッションに失敗し混乱した10代少年 現実との区別つかず家族4人を殺害

ゲーム依存に陥り、現実との区別も困難に。「生き返る」と信じ、少年は家族を殺害した。

テレビゲーム

長時間ゲームを続けていたせいで、精神的に不安定になっていた少年。仮想空間でのミッション失敗後に、取り返しのつかない凶行に及んでいたことを、『The Sun』などの海外メディアが伝えた。


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■ミッション失敗にショック

パキスタンで暮らす少年(17)はダラダラとゲームに熱中する生活を続け、すでに依存状態にあった。先日も、武器を持ち人々を次々と殺害するゲームに没頭。「殺さなければ殺される」というスリリングな展開を楽しんでいたが、ミッション失敗に終わりショックを受けてしまった。

「たかがゲーム」とは思うことができずいら立った少年は、母親(45)が保管していた“ある物”を取るため部屋を出た。

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■家族を次々と殺害

“ある物”とは、銃だった。少年は手に取るなり引き金を引いて、母親を殺害。銃声に気づいた妹(14)が部屋に飛び込んできたため、そちらも迷わず撃ち殺した。

さらにもうひとりの妹(10)と兄(22)も撃ち、計4人の命を奪うと家を出て、銃を捨ててから帰宅。そのまま自分の部屋にこもり、事件発生に気づかないまま寝ていたフリをしようと決めたという。

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■「生き返ると思った」