「母を殺した男を許し友達になりました」 女性の告白に驚きの声が続々
大事な親を殺した人物と、友人に…。難しい決断を下した女性がいる。
母親を殺された後、苦労して育った女性。それでもある出来事を機に、「犯人に会いたい」「許したい」と願うように。そして対面をはたし友達になるまでの経緯を、『The Sun』などの海外メディアが紹介した。
■母の死後に苦労を経験
アメリカ・テキサス州で暮らすマライア・ルーカスさん(30)は、生後15ヶ月で母親を殺された。7歳のときには父親が問題を起こし刑務所に送られたため、マライアさんときょうだいは父方の親族宅に身を寄せ、ようやく普通の暮らしを手に入れた。
そんなマライアさんが母親がいない理由について知ったのは、12歳の頃のこと。「ある男に殺された」と親戚から聞き、ようやく事実を理解したのだという。
■「悲しみから開放されたい」と願うように
マライアさんはその後、18歳にして妊娠し息子を出産。その子の父親とは別れたが新たな恋人もでき、第二子にも恵まれたそうだ。
慣れない子育てに励む中、亡き母のことを考えることも増えていたというマライアさん。そんなあるとき抜歯が原因で敗血症を起こし、死にかけたのだという。この経験から「人生は短い」と思い知り、「ずっと抱えてきたつらい気持ちから開放されたい」と願うようになった。