ちょっとグロテスクなナマズの絵が話題 作者はおなじみの「あの人」だった

ツイッターでナマズの立体写実画が話題になっている。作者は今年中の個展開催を目指すことを目標にしていた。

2022/01/31 16:35

■YouTubeがきっかけで始めた立体写実画

ARIAさんはSirabeeではお馴染みのクリエイターで、過去にも4度その絵を取り上げているのだが(2021/08/262021/10/262021/11/082021/01/24)、毎回のクオリティの高さもさることながら絵を仕上げるペースの速さに驚くばかりである。

立体写実画を始めたきっかけについて聞いてみたところ「YouTubeで海外のアーティストさんがリアルな絵を描いてるのを発見し、習い事や美大などは行かずに独学で学び、描き方や塗り方など上手い方の絵を見てテクニックなど参考にしながら試行錯誤をし、自分の物にして身に付けました」と話してくれた。

独学でこのクオリティの作品に仕上げるその腕前は「匠の技」といって過言ではないだろう。

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■目標は「個展開催」夢は「海外進出」

また前回のイカに続いて魚介類の立体写実画となったが、ナマズを選んだ理由については「前回のイカが大反響でしたので、次もヌメり感のある生き物+魚介系を描きたいと思い、すぐに頭に思い浮かび上がったのがナマズでした」と語り、「魚を描くのは初挑戦で、ナマズのフォルムや模様もそうですが、ナマズ独特の質感を表現するのが一番難しかったです」と制作の苦労を語ってくれた。

当面の目標や将来の夢を聞くと「個展を開く事と、フォロワー10万人突破&TV地上波で作品を紹介してもらうことです」と話し、「最終目標は海外美術展に出展する事が夢です」と前向きに語ってくれた。

もうすでにネットの世界では「立体写実画といえばARIA」というほどに浸透しているARIAさんの世界。この様子だとかなり早い段階でARIAさんの海外進出が見られることになりそうだ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・神宮寺珠馬

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