倉持仁医師、高齢者のオミクロン株感染に警鐘 「早期の離床が必要」
倉持仁医師が自身のツイッターで、オミクロン株の高齢患者への早期対処を訴えた。
呼吸器専門医で肺炎治療のスペシャリスト・倉持仁医師が30日、自身の公式ツイッターを更新。高齢者のオミクロン株の症状と対処について説明した。
■「乗り切れるか正念場」
日曜日は休診となる病院や診療所も多いため、「日曜日はどうしても人手が少なく、乱戦模様です! なんとかここを乗り切れるか正念場」と、オミクロン株の感染拡大と医療現場の危機的な現状について訴えた倉持氏。
前日29日の国内における新規感染者数は84,933人、東京都で17,433人。大阪府が10,383人で過去最多の人数を記録するなど、依然として猛威を振るう新型コロナウイルス。油断のならない状態が続いている。
■早期対処の必要性
倉持氏は高齢者の症状を「多分オミクロンで高齢者の重症化は感染により心不全、腎機能の悪化、脱水などで誤えん性肺炎を起こすような感じです。早く診断し、補液、抗生剤の投与、早期の離床が必要です」と説明。
医療現場で直接患者と対峙する医師としての見解を述べた。