新型コロナ感染で嘆く男児へ 教師らが朝マックと心温まるメッセージ届ける

不安な日々を過ごす児童を、優しい教師たちが応援した。

マクドナルド

新型コロナウイルスに感染したと聞かされ、ひどいショックを受けた男児。しばらくは欠席を余儀なくされたが、教師たちの思いやりにずいぶん勇気をもらったようだ。男児と先生たちのやりとりについて、シンガポールのメディア『AsiaOne』が伝えた。


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■新型コロナ陽性で涙

新型コロナウイルスに感染したと知り、怖くなり泣いてしまった小学生の男の子がいる。家族も男の子の気持ちをしっかり受け止め慰めたが、不安を取り除くことは困難だった。

「大丈夫だよ」「治るまでちゃんとお世話してあげる」。家族はそう繰り返し伝えたというが、男の子は立ち直ることができずにいた。

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■教師からメッセージが続々

「うちの息子が新型コロナに感染しました」という連絡を受け心配した小学校の教師たちは、その日から毎日欠かさず男の子にメッセージを送信するようになった。「これを聴いて眠ってね」と、歌を添付し送信してくれた先生もいたという。

保護者がシンガポールのメディアに公開した教師からのメッセージには、「夕ご飯は食べたかな」「早く治りますように」「あなたは強い子よ」といった言葉もあった。

他にも「あなたがいなくてさみしいです」「元気いっぱいになって戻っておいで」という心温まるメッセージに、男の子はずいぶん励まされた。

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■朝マックに大喜び