「指立て伏せ」1分109回の快挙 20代アスリートがギネス世界記録を再び更新
指立て伏せは腕立て伏せより難度がぐんと高く、一般人が50回を超えることは容易ではないそうだ。
カンフー映画がきっかけで、世界的に注目されるようになった「指立て伏せ」。左右それぞれ5本の指先だけを床につけて行うものだ。そのトレーニングを欠かさず続けてきた20代の男性アスリートが、このほど自身の持つ世界最高記録を更新したという。
■世界最強の指を持つ男
「世界一強い指を持つ男」として話題になっている男性は、インド・マニプール州在住のトウナオジャム・ニランジョイ・シンさん。優れたボクサーを輩出することで知られる、同州インパールのスポーツジム『Aztecs Sports』に所属する24歳のアスリートだという。
シンさんのこれまでの指立て伏せ最高記録は、1分間に105回。そちらもギネス世界記録に認定されていたが、このたびの挑戦ではそれを109回に伸ばしていた。
■拳立て伏せでも快挙
シンさんの名前が初めてギネスブックに掲載されたのは、2020年2月のこと。片腕での拳立て伏せ(ナックル・プッシュアップ)で、1分間に67回を成功させていた。
拳立て伏せは、アメリカでは人気のトレーニングメニューとなっているが、シンさんはそれをなんと片手でやるという。
■50回未満の人がほとんど
指立て伏せは、球技をしている、握力を特に気にしているといったアスリートが、日々のトレーニングのなかで取り入れることがある。しかし腕立て伏せより難度がぐんと高く、一般人が50回を超えることは容易ではないとのこと。
1分間に4回も増やして自身の記録を更新しただけに、ライバルたちがシンさんからチャンピオンの座を奪うことは、相当難しそうだ。
■青年スポーツ省大臣も祝福
このシンさんの快挙に対し、インドの法務大臣で青年スポーツ省大臣も兼務するキレン・リジジュ氏が、さっそくTwitterで祝福している。
そのツイートには「信じられないほど強力なパワーの持ち主。シンさんには驚くばかりです。彼のこの快挙を大変誇らしく思います」というコメントが書かれており、シンさんは自身のInstagramでそれをシェアし、喜びを表した。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)