ニュース中継現場で車にはねられた女性リポーター 「大丈夫」繰り返すも動揺激しく…

事故に見舞われた女性リポーターの、その後の気丈なふるまいとプロ根性に高い評価が。

2022/01/23 07:30

リポーター・生中継

大勢の人々が、真剣に見ている生放送のニュース番組。その中で数分間を与えられ、事故や事件の様子を現場から伝えるリポーターたちには、独特の強い使命感があるに違いない。そんなひとりの女性リポーターが、あるアクシデントに見舞われてしまった。

【動画】生放送ニュースの中継現場で女性リポーターを車がはねる


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■生放送の中継現場で…

アメリカ・ウェストバージニア州のNBC系列テレビ局『WSAZ-TV』。そのニュース番組『WSAZ NewsChannel 3』でリポーターを務めているトリ・ヨーギーさんが、現地の19日夜、生中継の現場で車にはねられるという事故に巻き込まれた。

車はそれほどスピードを出しておらず、命に別状はない模様だ。

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■「大丈夫です」と繰り返す

現場は、同州ダンバー市のロクセラーナヒルズ・ドライブという道路。そこで水道管が破裂し、付近一帯が水浸しになっていることを伝えていたトリさんは、ある瞬間に背後から走ってきたSUV車にはねられてしまった。

「なんてことかしら! 私ったら車にはねられちゃったみたい…でも大丈夫。これくらい大丈夫です、ティム」と、番組のアンカーを務めるスタジオのティム・アーさんに知らせている。

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■大学時代にも同様の経験

SUVを運転していたとみられる女性の「大丈夫ですか?」と心配し、謝罪するような声も聞こえ、「優しい言葉をありがとう。大丈夫です」と笑顔で答えるトリさん。

「私、大学生のときにも似たような経験をしましたから、大丈夫です」と話し、立ち上がると現場からの報道を完結させた。しかし痛みがあるのか、ひどく動揺しており、息切れを起こしている様子だった。


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■心配する声が相次ぐ

『WSAZ NewsChannel 3』のリポーターとして、ウェストバージニア州のお茶の間にトリさんの顔と声がオンエアされるのは、なんとそのときが初めてだった。

マイクを握りしめ、張り切ってカメラの前に立った彼女にとっては、散々な出来事だったに違いないが、その後の気丈なふるまいとプロ根性は、人々に好印象を与えたことだろう。TV局にはトリさんを心配する声、励ます声が多数寄せられているという。

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■生中継中に事故にあった動画


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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

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