養父母の死と実親からの拒絶… 懸命に自活する大学生に応援の声相次ぐ
実の両親の愛に期待したものの、悲しすぎる結果に…。「成功して見返してやれ」と言う声が噴出中だ。
実の親に捨てられ、養父母にも死なれ…。悲しい経験をした青年が親と再会したが、またしてもつらい思いを味わったことを、『South China Morning Post』など海外のメディアが報じた。
■複雑な生い立ちの青年
中国の大学に通うリウさんは、未婚の両親のもとに生まれた。両親は結婚を望んだが貧しかったため、養子を望む夫婦に赤ちゃんだったリウさんを売った。しかし、そこまでして結婚したものの結局は離婚し、それぞれ別の相手と再婚して家族を築いたという。
一方、リウさんは愛情深い養父母と4年にわたり暮らしたが、その養父母が事故死したため孤児に。彼らの親戚数名に育ててもらい大学に進学し、今はバイトにも精を出し頑張っているそうだ。
■再会を果たしたものの…
「実の親に会いたい」。いつしかそう願うようになったリウさんは、インターネットで探し始めた。すると警察も動き、リウさんの父親を特定することに成功した。
母親の居場所も判明したため、リウさんは両親と再会したが、父親は「新しい妻がいるから」という理由で連絡を取り続けることを拒否。母親もリウさんからのメッセージが二度と届かないようブロックし、連絡を断った。