小池都知事、コロナ「爆発的増加」に危機感 武器は3回目のワクチン接種

小池都知事、かつてないスピードで増加するオミクロン株に危機感。感染経路の約5割を占める家庭内感染をどう防ぐか。

2022/01/21 15:45

小池百合子

21日、東京都の小池百合子都知事が都庁にて定例会見を実施。爆発的な増加を見せる新型コロナウイルスの感染状況について言及した。


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■爆発的な増加を見せる

会見冒頭、コロナの感染状況について触れた小池都知事。13日に発表された新規感染者数の7日間平均(東京都、以下同)が約1,503人に対して、20日の感染者は8,638人、7日間平均で約5,386人と爆発的な増加を見せている。

専門家は全体の陽性者が増加する中で、65歳以上と10代以下の感染が増えていることを説明。高齢者については、重症化リスクが高く入院期間も長期化する傾向があり、医療に与える負荷も大きくなると指摘した。

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■21日から「まん延防止等重点措置」

そんな中、21日から2月13日まで東京を含めた13都県で「まん延防止等重点措置」の実施となる。

かつてないスピードで拡大するオミクロン株に対し小池都知事は、「国にこれまでも確保供給について強く要望してきました、武器ともいえる3回目のワクチン接種・経口薬・中和抗体。私はこれを3種の神器と呼んでいるのですが、重点措置による対策と前述の“武器”と両方で進めていくということが重要になってきます」と力強く語った。この意識を都民や事業者と共有し、実行していく構えだ。

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■感染経路の5割は家庭内