「息子が死にました」と嘆く母親 学校が葬儀費用を集るもすべて嘘と判明
自分の子をモーテルに放置…。とんでもない母親が逮捕された。
まだ12歳の息子を家から連れ出し、モーテルへ。そこに隠し「死んだんです」「検視の最中」などと真っ赤なウソをついた母親について、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えた。
■学校に行かなくなった少年
アメリカ・テネシー州クラークスビルで暮らす男の子(12)が、ある時期から学校に通わなくなった。
自閉症を持つ男の子の無断欠席が続いたため、昨年10月29日に学校職員が母親(39)に連絡。「息子さんはなぜ学校を休んでいるのですか」と聞いたところ、母親は「2日前に発作を起こして死んでしまったのです」と答え、職員を驚かせた。
■寄付集めがスタート
男の子が死んだと聞き同情した学校側は、さっそく寄付を募る活動を開始。「せめて葬儀費用を集め、ご遺族を助けよう」と努力した。
その過程で学校職員は葬儀場にも連絡したが、「男の子の葬儀を執り行う予定は一切ありません」と言われ慌てた。そこで再び母親に連絡したところ、「(葬儀場に連絡していないのは)検視が終わっていないからです」と言われたという。
遺体を管理する病院名も聞かされたことから、学校側も納得したそうだ。