息子の字を見た父親が「雑すぎる」と激怒 後頭部を叩いた瞬間に悲劇が…
「叩かれる」と察した息子が頭をかばったところ…。予期せぬ事態に父親はあわてた。
■緊急手術を受けるはめに
病院で検査したところ、鉛筆の芯は7ミリほどの深さまで刺さっていることが判明。脊柱管からわずか数ミリの位置だったことも明らかになった。
緊急手術を担当した医師団は、術中に何度も傷を洗浄。慎重に手術を進め縫合し、術後約24時間は集中治療室で男の子の状態を見守った。その間に問題がなかったため、男の子は一般病棟へ。それから数日の入院生活を経て、1月9日に退院した。
■医師は「抜かずに病院へ」
芯の頭蓋骨貫通を免れた男の子について、担当医は「とても運が良いですね」とコメント。また子育て中の親全般に向け「子供の頭に何かが刺さっても、抜かずに病院に連れて行きましょう」「刺さった物を抜くと内部で大出血が起こる可能性があります」と呼びかけた。
男の子の字が汚いことに腹を立て手を上げたばかりに、思いもよらない大変な結果を招いてしまった父親。そちらが警察に事情を聞かれたかなど、詳細は報じられていない。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)