新型コロナ感染後の出席停止期間めぐり母親と学校が衝突 児童2名が転校の事態に

悪いのは母親か学校か、それとも…。子供はつらく悲しい経験をするはめになった。

■学校側の主張

「除籍する前に保護者に連絡すべき」と憤る母親だが、学校側は「保護者から『学校にもう行かせない』と言われなければ、こちらだって除籍などしません」と反論している。

また学校側はコロナ禍でも安全に授業が行えるよう感染予防を徹底しており、感染者の出席停止期間も政府の方針に合わせているとのことだ。「あまりにもひどい」と怒り心頭の母親だが、コロナ禍で必死に運営を続ける学校側も厳しい態度を貫いている。


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■訴訟も検討

子供たちを除籍された母親は激怒し、法的措置を検討しているとのこと。子供たちは同じ地区にある別の学校に通うことになったというが、どこまで理解・納得しているかは不明だ。

なお子供たちが本当に欠席停止期間を守ったのかなど不明な点が多く、世間からは「『戻らない』と言った母親が悪い」「ハッタリをかませば学校が謝罪すると思ったのでは?」という声が多くあがっている。

トラブルに巻き込まれ、慣れ親しんだ学校を去るはめになった子供たちが一番気の毒だ。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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