亡くなったサッカー選手が棺からゴール チームの絆に祝福集まる

天国から華麗にゴール? チームメイトによる情熱的すぎる葬儀の方法が話題に。

2022/01/14 05:15

サッカー・スタジアム

亡くなったチリの元サッカー選手が、チームメイトの手を借りて死後にゴールを決めるパフォーマンスを行った。『ABC News』『CNN』などの海外メディアが報じている。


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■チームメイトによる「葬儀」

2021年の大みそかに亡くなったハイメ・エスカンダールさんは生前、チリのサンティアゴでサッカー選手として活躍していた。

所属していたフットボールクラブ「アパリシオン・ペイン」のチームメイトたちは、ハイメさんとの別れを惜しみ、ある特別な方法で彼を天国へと送り出すことを決めた。

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■死後に得点したサッカー選手に

チームメイトたちは、ハイメさんの遺体が納められた棺をサッカーグラウンドに運び出し、ゴールエリアの中央に設置。一人がボールを棺に向かって蹴り込むと、跳ね返ったボールはゴールに突き刺さり、こうしてハイメさんは死後にゴールを決めた稀有なサッカー選手となった。

この様子を見守っていたチームメイトからは大きな歓声が上がり、集まった観客の中には花火を打ち上げて祝う者もいたようだ。

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■天国にいながら世界的に有名に

この情熱的な送り出しの光景は、ラテンアメリカ圏のSNSを中心に拡散された。やがて多くのメディアが取り上げたことから、世界中の人々の知るところとなった。

チームメイトによると、ハイメさんはあまり有名な選手ではなかった。しかし「動画が世界中に共有されるとは思いませんでした」「彼の魂は天国でも祝福されています」と、驚きつつも喜びを表した。


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■斬新な行為には違和感も?

このニュースに対しSNSでは、「彼がとても愛されていたことが伝わってくる」「奇妙な光景だけど、素晴らしい」と賛辞のコメントが相次いだ。

一方で、棺にボールを蹴り当てるという行為に対しては「敬意を持って扱われていることは理解しているけど、全く逆のことをしているように見えてしまう」といった感想も寄せられている。

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(文/Sirabee 編集部・びやじま

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