30代男性が雪道で迷い凍死 救出に失敗した警察を遺族が批判

息子の待つ家に帰ろうとした男性が、道に迷い凍死してしまった。

■最悪な結果に…

数日後、再び現地に赴いた捜索隊が、変わり果てた姿のジェイコブさんを発見した。発見現場は、家族が警察に伝えてあった地点からわずか約180メートルの場所だった。

警察から「遺体を発見しました」という連絡を受けた直後、無事を信じ待っていたジェイコブさんの実父は取り乱し、泣き叫んだという。


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■怒りに震える遺族

ジェイコブさんの居場所をほぼ正確に伝えていた家族は、それでも発見できなかった警察に激怒した。

母親のシャノンさんはメディアの取材に応じ、「私どもが伝えた場所に行き、大声で息子を呼んでくれれば良かったんですよ」とコメント。捜索隊の“怠慢”が、ジェイコブさんの死を招いたと示唆した。

一方の警察は「ご遺体の発見現場には松が生い茂っていたのです」とコメントし、捜索がいかに困難だったかを強調した。

大雪、道路の凍結、車のスリップなど不運が重なり、ジェイコブさんは帰らぬ人になった。もし無理をせず車のそばで助けが来るのを待っていれば、息子のもとに生きて帰ることができたのかもしれない。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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