医師の指導で帰宅した妊婦が自宅出産 介助した恋人は「トラウマになった」
見事に介助した恋人は、「息子の誕生は嬉しい」と話しているが…。
■へその緒が首に…
上半身がほぼ出た状態で目を開けようとしている赤ちゃんを見たサムさんは、「ここで産もう」「さあ、いきんで」と指示。ジェイドさんは直後に出産したが赤ちゃんの首にへその緒が巻き付いていたため、サムさんが器用に外し命を救った。
その後、サムさんは近所で暮らす母親に助けを求めようと外へ。すると運良くパトカーを発見したため声をかけ、事情を話しアパートに来てもらった。警官たちは救急隊に電話をかけ、方法を教わりながら上手にへその緒を切ってくれたそうだ。
■ショックと最高を経験した父親
パパになったサムさんはこの日を振り返り、「トラウマになるほどショックでした」「でも最高ですよ、息子が生まれたのですから」「次の子は病院で迎えたいです」とメディアにコメントした。
日本でも「まだ生まれませんよ」「自宅で待機して」と言われることがあるが、病院が遠い場合、妊婦や付き添う人は不安になるだろう。想定外のことが起こる可能性もあることから、希望者には院内での待機が許可されてほしいものだ。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)