窓を割り救出を図った警察が赤面の事態 車内放置の乳児に見えたのは…
本当の赤ちゃんに見まがうほどの「リボーンドール」という人形。それが起因し、思わぬ騒動に巻き込まれた母親が話題になっている。
■あれは人形です…
たった15分程度の間買い物に出ていたエイミーさん親子が、車に戻ってきたのはその時だった。2人の警察と人だかりで物々しい雰囲気の中、窓ガラスが割れた車にエイミーさんが近づいた。
警察官に自分が車の持ち主であることを告げ事情を問いただすと、ネグレクトの疑いで通報があったことを知らされ、なんと手錠を右腕にかけられてしまったのだ。慌てたエイミーさんは、「車の中にいるのは娘の人形です」と伝え、難を逃れることが出来たのだった。
■リアルなリボーンドール
ダーシーちゃんがクリスマスにもらったぬいぐるみは、『リボーンドール』という極めてリアルな人形で、約9,500円もする精巧なつくりのものだったことが災いした今回の事件。
車の窓ガラスを割ってしまった警察は、窓ガラスの修理代約4万円をエイミーさんに支払うという。
悲しい事件が起きる前に通報し、救出活動に入った通行人と警察の英断は本来なら称賛すべきことである。今回の出来事をふまえ、子供の車内放置については再度その危険性を認識する必要があるだろう。
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(文/Sirabee 編集部・原田パラン)