第98回箱根駅伝が8時からスタート 昨年は復路の大逆転劇も
第98回となる箱根駅伝が大手町の読売新聞社前から8時にスタートする。
今年で第98回となる東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)が、2日朝8時にスタートする。東京・大手町の読売新聞社前に設けられたスタート地点には、20の大学と関東学生連合を合わせた計21チームが集まった。
■昨年は創価大が往路優勝
初めてコロナ禍で開催された昨年は、創価大学が初の往路優勝を果たした。3日の復路でも順調にリードを広げ、6区から9区までトップで襷を繋ぐ。
往路3位の駒澤大学は6区で2位に浮上するも、1位の創価大学の姿を視界に捉えることができず、10区へ。鶴見中継所通過時点での両校の差は3分19秒で、創価大学の優勝はほぼ確実と思われていた。
■残り2キロで駒澤大学が逆転
ところが創価大学のアンカー・小野寺勇樹選手が10区の中盤でかなり苦しそうな顔になり、失速。一方駒澤大学の石川拓慎選手はハイペースで首位の背中を追う。
御成門付近で姿を捉えると、そのままジリジリと差を詰め、20.9キロ地点で抜き去る。小野寺選手に追いかける力は残っておらず、大きく離されてしまう。優勝を確信した石川選手は大きくガッツポーズしゴールテープを切り、13年ぶり7回目の総合優勝。
往路優勝の創価大学は総合2位となった。
■今年の参加21チーム一覧
今年の参加は以下の21チーム。
駒澤大学/創価大学/東洋大学/青山学院大学/東海大学/早稲田大学/順天堂大学/帝京大学/國學院大學/東京国際大学/明治大学/中央大学/日本体育大学/山梨学院大学/神奈川大学/法政大学/中央学院大学/駿河台大学/専修大学/国士舘大学/関東学生連合チーム
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(取材・文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)