“太ももでサッカーボール静止”の妙技に挑戦 20代男性がギネス世界記録を達成
簡単そうに見えてじつは難しい「太ももバラシング」。男性は目標の達成まで丸2年幾日もかけて練習に励み、ギネス世界記録を勝ち取った。
サッカープレーの上手さを象徴すると言っても過言ではない「太ももリフティング」。ボールを地面に落とさないよう左右の太ももで交互に維持する技だが、一方で「太ももバランシング」なる技をご存じだろうか。
インドの青年がこの簡単にできそうでできない「太ももバラシング」の最長時間を記録し、このほど『ギネス世界記録』に認定されたという。
■サッカーが大好きな青年
『ギネス世界記録』認定員らの目の前で大変な記録を打ち立てたのは、インド・ウッタルプラデーシュ州の州都ラクナウに暮らすハサン・アスカリさん。
YouTubeチャンネル『HasanFootball 7』にて、これまでもさまざまなテクニックを披露してきた、サッカーが大好きな20代前半の青年だ。
■教授も学生も応援
インテグラル大学を2020年に卒業したハサンさんは、在学中にサッカーボールを使っての「太ももバランシング」という妙技にめり込むようになった。
それは、太ももが床と水平になるように膝を持ち上げたら、膝にかなり近い太ももの一点にボールを乗せ、どれくらい長く静止させていられるかを競うもの。熱心に練習するハサンさんに、教授や学生が代わる代わる声援を送ってくれたという。
■「自分にもできる」と直感
このほど、かつてないほどの長時間バランシングに成功したハサンさん。6分16秒98という記録は、見事『ギネス世界記録』に認定。しかしその妙技は、本人にとっても想像したよりはるかに難しいものだったそうだ。
「僕はある日、インターネットでそれをやっている人を見て、頑張れば自分も世界記録を狙えるんじゃないかと思ったんです。でも目標達成まで丸2年かかりました。何日間も何ヶ月間もとにかく練習を積んで、やっとギネスに申請をしたんです」と語っている。
■公開された動画
こちらは12月4日にハサンさんのYouTubeチャンネル『HasanFootball 7』に投稿された、その動画だ。サッカーボールはすでに体の一部と化している、これなら自分も…と思う方は、是非ともこの妙技に挑戦してみてほしい。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)