「最後の食事」注文した客の異変を察知 自殺を食い止めたデリバリースタッフに褒賞金

客を心配し、家に急行したデリバリースタッフ。もし到着が遅れていたら、客は死んでいたかもしれない。

デリバリー・出前

さまざまな悩みを抱え、「死んでしまおう」と考えた男性。しかし異変に気づいたデリバリースタッフが駆けつけ通報していたことを、『AsiaOne』などの海外メディアが伝えた。


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■客のリクエストに衝撃

14日の夕方、中国で暮らす男性が豆腐料理の出前を頼んだ。その際に男性は「俺の人生最後の食事なんだ」「だから絶対に届けてもらわないと困る」とリクエストしてあったという。

デリバリーを任されたスタッフは「悪い冗談かも…」と思いつつ、客が自殺を考えている可能性があるとも考えた。「一刻も早く様子を確認しに行こう」と決めたスタッフは、男性の家に向った。

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■死のうとしていた客

男性宅に到着したスタッフがドアをノックしたが、誰も出てこなかった。スタッフはあわてて通報し、警察に事情を話して「すぐに来てほしい」と伝えた。

駆けつけた警官たちが家に入り、睡眠薬を大量に飲んで意識を失う寸前の男性を発見。男性はそれでも窓のそばから離れようとせず、飛び降りて死のうとしていたという。

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■迅速な通報が功を奏す