健康志向が進むマクドナルド 中国にはエアロバイクを設置する店舗も
マクドナルドの斬新なアイデアに大にぎわい。今後、他の国でも浸透するだろうか?
海外のあるマクドナルドで今、かなり斬新なアイデアが顧客を魅了しているという。ファストフード業界に強く求められているのは健康志向。マクドナルドの本気をイギリスの『The Sun』や『Daily Mail』が報じている。
■ネガティブな噂をきっぱり否定
世界的に大人気のマクドナルド。
「小動物の肉を使用している」「マックの商品は何年経っても腐らない」などの都市伝説も存在するが、ネガティブなイメージに対しては、ホームページで「小動物の肉を使っている事実は全くありません」「もちろん腐敗します」と回答し、払拭に努めている。
またサイドメニューには、代表的なフライドポテトの他に、サラダやヨーグルト、えだまめコーンなど、ヘルシーなメニューを取り入れており、大変好評だ。
■ハンバーガーとエアロバイク
そんなマクドナルドが、中国の店舗にエアロバイクを設置。具体的な店舗名は明らかにしていないが、TikTokでもさっそく話題になっている。
ある動画では、1人の女性客がエアロバイクにまたがり、ハンバーガーを頬張っている様子が伺える。エアロバイクは3台あり、奪い合いにはなっていないようだ。
ちなみに、ビッグマックのカロリーは1食あたり1,080カロリー。消費するためには約40キロのサイクリングが必要だという。
■世間の意見はさまざま
動画は瞬く間に世界中に拡散され、再生回数は2,450万回を超えている。「これ、私の国にも欲しい」「やらないよりはやったほうがマシ」「さすがマック!」と賛成派の意見が多いようだ。
一方で「これは、充電しながら携帯を使っているようなもの」「結局消費カロリーより、摂取カロリーの方が大幅に上回るんじゃ?」「太りたいのかダイエットしたいのか…」といった否定的な声も上がっている。
■マクドナルドは好き?
しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,880名を対象に、「ファストフード店の利用について」の調査を実施した。そのなかで「マクドナルドが好きだ」と答えた人は、全体で64.9%。また男女ともに若いほど割合が高いようだ。
年代を問わず「高カロリーなのは分かっているけれど、なかなか止められない」「たまに無性にマックが食べたくなる」「学生時代、友達と集まっていた思い出そのもの。ポテトだけで数時間でも話していられた」といった声がある。
いつの時代もマクドナルドは私たちのそばにあり、なつかしい思い出の一部でもあるようだ。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)
対象:全国10代~60代の男女1,880名(有効回答数)