「コロナ検査の結果を待ちたい」と仕事を休んだ女性 上司と激突し解雇処分に
念のため仕事を休もうとしたスタッフが、いきなり解雇されてしまった。
体調を崩し、新型コロナウイルス感染を疑った女性。「同僚にうつしては大変だから」と仕事を休んだところ解雇処分を受けていたことを、『The Daily Star』などイギリスのメディアが伝えた。
■新型コロナ感染を疑った女性
3ヶ月にわたりパブで勤務していたイギリスの女性(22)が、少し前に体調を崩した。せきが出て熱も上がったことから「新型コロナウイルスに感染したかもしれない」と考え、検査を受けることにしたという。
まずはラテラルフローテストという検査を受けたところ、「陰性」という結果を得た。しかし納得できなかったことから、念のためPCR検査を受けることにした。
■上司と激突し解雇に
「もし陽性だったら同僚にコロナをうつしてしまう」「PCR検査で陰性結果が出るまで自主隔離しよう」と考えた女性は、上司に連絡し「休ませてください」とお願いした。
ところが上司は「出勤しなさい」「検査結果を待つという理由で休ませるわけにはいかない」などと主張し、女性を困らせた。それでも休むことを選んだ女性を待っていたのは、まさかの解雇処分だった。