営業から渡された手土産、目を疑った… 衝撃のビジュアルだが「欲しい」と話題に
LIXILの営業から渡された手土産がやばすぎる。しかし、老舗の和菓子屋が手掛けた本気の商品のようで…。
■自分であんこを…
LIXILの営業さんから貰ったお下劣最中を食す。お下劣が過ぎる。 pic.twitter.com/nzI0c7xiRL
— 見るマスカラス (@mascaras_boys) December 14, 2021
見るマスカラスさんによると、この手土産はLIXILの営業が挨拶に来た際に受け取ったとのこと。一見ぎょっとしてしまう商品だが、「大倉餅という和菓子屋で作られているので味は保証します」と、説明されたという。
なお、この商品はトイレの便座部分を自ら開けてあんこを入れるスタイルらしく、見るマスカラスさんは「蓋を取り付けるので大をした気分になりました」と切ない心境を吐露しつつも「味は美味しかったです」と語ってくれた。
■「本物のトイレ便器を元に…」
一見ネタのようにも思える『トイレの最中』だが、LIXILの広報曰く本気で開発した商品なんだとか。
話は取引先が工場見学に訪れた際に渡すための「お土産」を思案していたところからはじまり、LIXILの工場がある愛知県常滑市の老舗和菓子屋・大蔵餅と相談し「ミニチュアトイレのお菓子を作ってみました」と開発の経緯を語る。
「当社の本物のトイレ便器を元に、当社の技術陣にCADで最中種の型の設計図を書き、それを元にお菓子の型屋さんで今回の最中の型を製作しました。今回のお菓子は実物の10分の1のサイズで作成しております」と、想像以上にこだわりが詰まった逸品だという。
完成した『トイレの最中』を取引先に渡したところかなり好評だったそうで、工場見学に来ることができない一般の人のために9月から販売が検討されたのだとか。
■開店と同時に売り切れも…
見るマスカラスさんの一件のように、営業を通じて渡す機会もあるそうで「リアルな見た目と味のおいしさ、この企画の面白さに、好評の声をいただいています」と、多くの人が笑顔になっているようだ。
ちなみに、このトイレ最中は先述の「大蔵餅」、またLIXILの文化施設「INAXライブミュージアム」にて購入可能。しかし人気商品のため、「開店と同時に売り切れる場合もあり、増産できるように大蔵餅さまに検討いただいています」と、嬉しい悲鳴状態なのだとか。
最後には「『トイレの最中』が生まれた、やきものの町常滑は、昭和という時代が色濃く残る『懐かしい風景』が点在した小さな町です。ぜひそんな常滑にコロナ禍が落ち着いた際には一度お越しいただき、『トイレの最中』をお試しいただければと思います。ぜひお待ちしています」とのコメントも。
『トイレの最中』に興味を抱いた人はしっかりとタイミングを見計らった上で常滑市に訪れてみてはいかがだろうか。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ステさん)