娘のペットが死んだから… こっそり代わりを用意した母親に批判殺到
ペットを亡くした娘が、他の子供たちのように思い出をつくれないことに耐えられなかった母親は、ある行動に走った。
■「死」を遠ざけた戸惑い
その後、母親は自身の母親にアドバイスを求め電話した。すると子供たちに「死」について語ることを避けるべきではなく、代わりを用意するべきではなかったと、糾弾されたという。
母親は「死も人生の一部であるということはわかっています。でも、これから何年も他の子はアヒルの成長を楽しめるのに、娘だけその中に入れず、思い出を台無しにしたくなかったのです」と、人気掲示板『Reddit』の中の「私が悪いか」のスレッドに投稿した。
■「死」と「年齢」の関係は…
投稿に対し、スレッドは「あなたが悪い」という意見であふれ、「死は人生の中で避けて通れるものではない」という事実が指摘されておいる。
ある人は「自分の愛した親族が亡くなるより前に、ペットの死から向き合わせるべきではなかったか」「命が生まれ育つプロセスを見せたかったなら、そこに死があることも学ばせるべきだったのではないか」など、母親の行為に批判的だ。
しかし、「まだ4歳ならもう少し待ってもいいかも」という意見も、少数ながらある。
この母親の行為は、子を大切に思う気持ちには違いないだろう。だが、幼いわが子のためにペットを飼うときには、「死」と向き合うことへの覚悟を、親自身も持つ必要があるのかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・原田パラン)