「息子はもう6歳なのに…」 トイレトレーニングに悩む母親へコメント続々
成長には個人差があり、スムーズにいかない子もいる。そう頭では理解していても、親は不安になるものだろう。
幼い子供のトイレトレーニング(トイトレ)は、万国共通の悩みだろう。このたび、そんな母親の1人が海外掲示板『Reddit』にある投稿をし、その内容が反響を呼んでいる。
■息子は周囲にからかわれ…
現在6歳になる息子がいる母親は、2歳頃からトイトレを始め、最初は順調に進んでいたという。
しかし息子が3歳になると、なぜかトイレではなく、下着に大便をしたがるように。トイレで用を足すのを拒絶したまま、気づけば6歳になっていた。
次第に学校の友達やいとこから「くさいよ。またうんちをもらしちゃったの?」と、からかわれるようになったそうだ。
■生活にも支障
しかし息子は気にする様子もなく、今なお当然のように大便を下着にする。「くさくて友達がいなくなっても気にしない」と言い、いつおもらしするか分からないため、友達とも遊ばなくなったという。
母親は複数枚の下着やズボンの着替えを常備しなければならず、出先でも下着の洗濯が日常茶飯事に。休暇中の旅行や長距離ドライブ、公共交通機関の利用だけでなく、公園で遊ばせることすら躊躇してしまう状況だというのだ。
■母のストレスは限界に
母親は息子を泌尿器科、児童精神科、理学療法士、作業療法士など、あらゆる専門家のもとに連れて行ったというが、誰も首をかしげるばかりで、これといった解決策を示してくれなかった。
そんな日々が続いたため、母親は掲示板で「最近では正直、息子を汚くて憎たらしい存在にすら感じられるようになった」と告白。
ストレスは限界に達し、最近も「もう6歳よ? なのに3年間も下着を汚して、いつも私がそれを綺麗にするの。もううんざり!」と怒りをあらわにしてしまったそうだ。
■多数がメンタルを心配
この書き込みを読んだ世の母親たちが、多くのコメントを寄せている。
その中には、「ストレスフルなのも理解できますが、できるだけ怒らないであげて。おそらく息子さんは今、自分でも理解できない何かを乗り越えようとしている最中だと思うんです」「母親からの圧力は、将来的な関係を悪くしてしまう」と、投稿者の怒りをなだめる声もある。
また「息子のことでいっぱいいっぱいになってしまわないで、時には自分のことも労わってあげて」と、母親を励ますコメントも。親子それぞれのメンタル面を心配する人は、とても多い様子だ。
■励まされる助言の数々
さらに「うちでは最近やっとトイレができるようになった」「私の息子も長くおもらしをして悩んでいた」というコメントや、「これからは息子さんに、自分で下着を洗濯させてみては?」というアイデアも出ている。
また、「オムツに戻して生活させてみては」というコメントもある。歩くとこすれる音がする厚いオムツをつけて学校に通い、そんな状態は自分ひとりだということが「恥ずかしい」と感じるようになれば、自らトイレに行くだろう。それを「気長に待ってみては」というのだ。
この母親のように、子育て経験者から多くの提案や助言が得られ、励まされ、勇気づけられることはあるだろう。ひとりで抱え込まず、思い切って掲示板に相談してみるのありかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)