「ヒツジを数える理由」をチコちゃんが解説 科学的にも意味があった
『チコちゃんに叱られる』眠りたいときにヒツジを数える理由に迫る。日本語では意味がなかった。
10日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ、「眠れないときに数えるのはなぜ『ヒツジ』?」に注目が集まっている。
■体をリラックス状態に
眠れないときに数えるヒツジ。文化として浸透し、誰もが知っている行為だが、なぜヒツジを数えるか考えたことのある人は少ないだろう。このテーマにチコちゃんは「『ヒツジ』と言うとリラックスするから でも日本語じゃダメ」と答える。
まず、人が眠るには、自律神経をリラックスした状態に切り替える必要があるという。ヒツジと言葉で発すると体をリラックス状態に切り替えるきっかけになるようだ。
■眠りに入るきっかけは
自律神経とは、内蔵や血管など体全体の動きをコントロールする神経で、交感神経と副交感神経の2種類がある。
交感神経が優位な状態だと体が活発な状態になり、副交感神経が優位だとリラックスした状態となる。眠る場合には、副交感神経が優位な状態に切り替えが必要。そして、切り替えのスイッチとなるのが呼吸なのだという。