昭和世代の常套句、どこか違和感が… ラノベ作家ならではの「ド正論」が話題に
耳にする機会も多い「苦労は買ってでもしろ」という格言。こちらの曲解に対するツッコミが話題となっているのだ。
世の中には、本来とは異なる意味合いで使用され、尚且つそちらがもはや「一般的」となってしまった言葉も決して少なくない。
現在ツイッター上では、とある格言に対する冷静なツッコミに共感の声が多数寄せられているのだ。
■例えばこんな言葉が…
「穿った見方」というのは本来「物事の本質を的確に捉えている」という意味なのだが、「疑ってかかっている」という意味で使用している人は少なくない。
また「お客様は神様です」というフレーズも誤解・曲解されてしまった言葉の代表格で、こちらは「店側にとって顧客は絶対の存在」といった意味ではなく、「お客様を歌や芸によって歓ばせたい」という思いから生まれた言葉である。
■「むち打ちになるくらい頷きたい」
現在ツイッター上で注目を集めているのは、ライトノベル作家・右薙光介氏が投稿した一件のツイート。
投稿には「若いときの苦労は買ってでもしろ」というのは、『若さで許されるうちにたくさんの経験を得よう』という話であって、老人が若者を使い潰すための前置きではない」とつづられており、こちらのツイートは投稿からわずか数日で1万件以上ものRTを記録するほど話題となっている。
他のツイッターユーザーからは「これは本当にその通り」「むち打ちになるくらい頷きたい」「正直、苦労はしないことに越したことはないです」といった共感の声が多数寄せられていた。
今回、ツイート投稿主の右薙氏にツイート投稿の経緯を尋ねてみると、これまた思わず共感してしまう舞台裏が明らかになったのだ。