飲酒運転事故で子供3人を亡くした両親 「加害者を許す」と決めた理由は…
子供を亡くしても、加害者を許す…? 両親はなぜ憎しみを捨てたのだろうか。
■新しい命
許す道を選んでもなお、子供を亡くした悲しみが癒えたわけではない。そんな夫婦の姿を見かねたのか、子供たちが「赤ちゃんを産んでほしい」「弟か妹が欲しい」とせがみ始めた。それを聞き、夫婦も子供を増やそうと心に決めたという。
先日、この夫婦は「来年3月には赤ちゃんが生まれます」と発表。メディアの取材にも応じ「子供たちにとっても新たなスタートになることでしょう」「妊娠は、再び希望を持つきっかけになりました」と語った。
■実刑判決を下された運転手
子供たちをひいた運転手は31歳の男で、懲役28年の実刑判決が下された。しかし判決を不服として控訴する予定だといい、夫婦の気持ちは穏やかではいられないかもしれない。
12月は交通事故が増える時期だ。クリスマスや忘年会で「思い切りお酒を飲もう」と考えている人もいるかもしれないが、飲酒後の運転は絶対にしないでほしい。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)