新型コロナ感染し緊急出産と重症化を経た女性 8ヶ月入院を終えわが子と再会

新型コロナウイルス感染で「苦しんだ」という女性。それでも、家に帰るという決意は揺るがなかったという。

出産・赤ちゃん

妊娠中に新型コロナウイルスに感染し、産後に重症化した女性。長く苦しい入院生活を経て赤ちゃんと再会したことを、『People』などアメリカのメディアが伝えた。


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■新型コロナに感染した女性

今年4月、アメリカ・ペンシルベニア州で暮らすマリッサ・フエンテスさんが、新型コロナウイルスに感染した。妊娠中だったマリッサさんを診察した医師団は、緊急帝王切開で赤ちゃんを取り出すことに。まだ妊娠32週目ではあったが、赤ちゃんは無事だった。

しかしマリッサさんは容体が悪化し、重度の肺炎を起こし危険な状態に。エクモ(体外式膜型人工肺)を装着し、その後は長いあいだ病院で過ごして、ゆっくりと回復に向かった。

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■苦しい闘病を経て…

「感謝祭までには家に帰りたい」と強く願いながら入院生活に耐え、ついに退院を許可されたマリッサさん。地元メディアの取材に応じ、「本当に大変でした」「倦怠感がとにかくひどくて…」と闘病を振り返った。

入院の期間は、なんと8ヶ月と5日。そのあいだに大活躍していたのが、心優しく愛情深い夫だった。夫はマリッサさんの見舞いや付き添いにせっせと通い、家では育児にも励み、家族をしっかり守っていたのだ。

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■「生きていることに感謝」