新ドラマ『妻、小学生になる。』 ”亡き妻の生まれ変わり小学生”の母役に吉田羊が決定
娘の愛し方がわからないシングルマザーを演じる吉田。娘が知らない誰かの生まれ変わりだと知りどう変化していくのか。
TBSで2022年1月期の金曜ドラマ枠に放送予定の『妻、小学生になる。』。堤真一主演で、原作は芳文社「週刊漫画TIMES」に連載中の村田椰融(むらた・やゆう)による同名漫画。累計発行部数(紙+電子)が130万部を超える話題作だ。
■亡き妻が小学生に生まれ変わり
10年前に愛する妻を亡くし生きる気力を失った夫とその娘が、思わぬ形で妻(母)と再会するところから物語は始まる。なんと妻(母)は生まれ変わって10歳の小学生になっていた。
夫と娘はその姿に戸惑いながらも、彼女から尻を叩かれ叱咤激励されて、生きる喜びを徐々に取り戻していく。そして、周囲の人間も巻き込みながら「生きること」に再び向き合おうとする、ちょっと変わったホームドラマである。
主人公の新島圭介(にいじま・けいすけ)を堤真一、10年前に他界した妻・新島貴恵(にいじま・たかえ)を石田ゆり子、圭介と貴恵の一人娘・新島麻衣(にいじま・まい)を蒔田彩珠、貴恵の生まれ変わりで小学生の白石万理華(しらいし・まりか)を毎田暖乃が演じる。
■「生まれ変わった妻」の母親役に吉田羊
このたび、万理華の母親・白石千嘉(しらいし・ちか)役で吉田羊の出演が決まった。 吉田は2020年放送の金曜ドラマ『恋する母たち』で、家族を大切に思いながらも自分には妻や母親は向かないと考えるキャリアウーマンを演じた。
本作で演じる千嘉は、夫と別れ、パートをしながら女手一つで万理華を育てている母親。
「母親に愛されなかった私は、娘を愛せないのかもしれない」と、千嘉自身が母親に愛されなかったという思いから、万理華との距離感に悩み、冷たく当たってしまい、どう向き合えばいいかずっと悩み続けている。
そんな中、万理華が自分に隠れて全く知らない家庭と会っていることを知り、その「秘密」を知ろうとする。 吉田が演じる一人の悩める母の姿、そしてこの不思議な物語が彼女にどんな影響を与えるのか。