庭で毒グモに噛まれた60代男性 激痛に耐えかねた脚が壊死し切断に

「大したことではない」と考えていたのに、痛みはどんどん強くなり、歩けなくなった。

■脚を失った男性

担当した医師団は2度にわたって手術を行い、スティーヴンさんの脚を救うべく努力した。それでも状態はまったく良くならず、それどころか脚の壊死が始まってしまった。

スティーヴンさんを助けるために、医師たちは片方の脚を切断するしかなかった。その後の詳しい検査の結果、スティーヴンさんを噛んだのは、オーストラリアによく出る毒グモであることが明らかになったという。


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■診断・治療は迅速に

大手術を受けたため医療費が膨れ上がり、経済的にも苦しくなったスティーヴンさん。以前はとても陽気だったというが、脚を失いすっかり気落ちしているという。

仕事をすることもできなくなり困っているスティーヴンさんを娘が心配し、少しでも多くのお金を集めようとインターネットで寄付を呼びかけている。

危険なクモに噛まれたらすぐに病院に行くのが一番良いというが、噛まれたことに気づかずにいたスティーヴンさんは、診断・治療が遅れ脚を失うはめになってしまった。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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