「大好きな彼女に贈り物したかった」　実家の物を次々売り飛ばした男を逮捕

「大好きな人にステキな物を買ってあげたい」。そう考えたがお金が足りず困った男が、実家の物を持ち出しては売り始めた。しかし親にバレて逮捕されたことを、『AsiaOne』など海外のメディアが伝えた。

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■恋人へのプレゼント

インドネシアのジョグジャカルタで暮らすある男（24）は運転手としてまじめに働き、多くはないが報酬を得ていた。その男がたまたま車に乗せた女性客と恋に落ち、交際をスタート。

お人よしで優しくもある男は「いろいろな物を彼女に贈って喜ばせてあげたい」と考えたが、十分なお金がなかった。

困った男は実家に行き、そこから家具などを次々と持ち出して売却。そうして手に入れたお金で食べ物、バッグ、衣類などを買いまくり、恋人に贈るようになった。

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■母親が気づき警察へ

約2ヶ月のあいだ留守にしていた男の母親（53）は、11月初旬に久しぶりに家に戻り「家具が減っている」と気づき仰天。息子がトタン屋根にかけてあるシートまで引き剥がそうとする姿を発見し、「何事か」と大変なショックを受けた。

そこで親しい隣人に相談した母親は、「あなたの家のパーツを息子さんが取り外して持ち去っていたわよ」と聞き激怒。「『こんなことをしたらダメだ』としっかり学ばせよう」という親心から、警察に相談にいくことにした。