昭和生まれなら知っている激ウマ米「ササニシキ」 コシヒカリを超える魅力とは
昭和生まれなら知っている?ササニシキの美味しさとは。
■昭和生まれなら知っている「ササニシキ」
主流のコシヒカリもまだまだ人気だが、そんな定番の米より少し前に日本の食卓のド定番だった米といえば「ササニシキ」である。
昭和60年にはコシヒカリに次ぐ作付面積日本国内第2位に躍り出たものの、いまではスーパーでササニシキを見ることはあまりなく、アイリスオーヤマなどいくつかの会社が取り扱う程度になってしまった。
しかし、ササニシキが美味しくないから作付面積が減ったワケではない。理由は栽培の難しさだと言われており、その美味しさはいまトップに躍り出ている品種に引けを取らないものである。
■ササニシキの特徴
まず、ササニシキの特徴として粘り気がコシヒカリなどに比べ少なく、あっさりした味が特徴。
そのため、どんなおかずにも合わせやすく、とくに昔の食卓によくあった「おかず1品+ごはん」の組み合わせには最強の品種だと言っていいだろう。
■寿司飯には最高
また、寿司飯やおにぎりにもササニシキは非常に合う。ご飯の粘り気が邪魔な寿司飯はササニシキを使うことで、素人でもいい感じに仕上げることが可能。
記者の家ではミツカンの最高級赤酢「三ツ判山吹」とササニシキで仕上げた寿司飯で手巻き寿司をするのが定番なのだが、寿司飯だけはそこらへんの寿司店に負けないクオリティだと自負している。
■Amazonで買うのが楽
ササニシキはあまり小売店で販売されていないため、Amazonで購入するのが一番楽。12月2日までブラックフライデーでコシヒカリも安く売られているため、2つの食べ比べをしてみるのも面白いだろう。
ちなみに、「三ツ判山吹」もAmazonで販売されているので、ぜひ家庭で簡単に作れる「ササニシキ+三ツ判山吹」の最強寿司飯セットを体験してほしい。寿司好きなら絶対に気に入ってもらえるはずだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男)