ピラニアの一種が川遊び中の人々を襲い… 10代少女が足指を失う重傷
人々が楽しいひと時を過ごしていた川で、いきなり悲鳴があがった。
水遊びの際に「溺れないように気をつけよう」と注意する人は多いが、「魚に襲われないようにしなくては…」と考える人はあまりいない。しかしある川で数十人が魚の群れに襲われ負傷したことを、『Metro』などの海外メディアが伝えた。
■川で流血騒動
アルゼンチンの遊泳スポットとして知られる川に、先日も多くの人が訪れた。そんななか悲鳴があがり、ライフガードたちがあわててレスキューに向うと、多くの人がパロメタ(ピラニアの仲間)に噛まれ流血していたという。
負傷者の数は、約30人。そのうち13歳の少女は、足の指が1本ちぎれ大出血していた。
■「危険」で遊泳禁止に
少女はすぐに近くの病院に搬送されて足の治療を受け、「指を噛み切られていたため皮膚移植手術を受ける必要があった」と複数メディアに伝えられた。この件を調べた現地当局は「川の中は危険な状態」と判断し、遊泳を禁じたという。
パロメタはピラニアの仲間複数種の総称で、非常に獰猛な肉食魚であり、いきなり人を襲うこともあるのだという。