犬に襲われ唇と鼻を失った女性 苦境乗り越え「自分を愛すること学んだ」
ピットブルに噛まれ、唇も鼻も失った女性。だがそのつらい経験から「得るものもあった」という。
若く美しい女性にとって、顔のパーツをいくつも失うのはどんなにつらいことだろう。しかしそれを乗り越えた女性の生き方に、『New York Post』などアメリカのメディアが注目。ようやく再建手術が決まったことなどを伝えている。
■大事な仕事の直前に悲劇
アメリカ・カリフォルニア州で暮らす女性(22)は、美しくてスケートボードも得意な人気者だった。雑誌にも取り上げられ、TVコマーシャルの仕事もオファーされるなどして喜んでいたという。
しかし昨年の11月、コマーシャル撮影の前日に恐ろしいことが起きてしまった。アリゾナで暮らす家族を訪問した際、その家で飼われていたピットブルに襲われ、上唇と鼻の一部を食いちぎられてしまったのだ。
■事故後も話題を集めた女性
女性の傷はどうにか癒えたが、鼻の下と上唇を完全に失ったため、前歯と歯茎がむき出しのまま暮らしていた。しかし愛するパートナーにも支えられ、ようやく唇の再建手術の日が決まったことをSNSで公表した。
美貌を失っても堂々と生きる女性は企業にも注目され、「スポンサーになりたい」「SNSの投稿に報酬を出したい」と申し出る会社も複数あったという。この女性にはフォロワーも多く、YouTubeチャンネルも話題を集めている。