嘘を信じてコロナワクチン拒否 感染し瀕死だった女性が「ぜひ接種を」と呼びかけ

SNSなどに溢れているウソ。それらを信じコロナワクチン接種を拒否していた女性が感染し重症化した。

■「私を死なせないで」と懇願

死を意識せざるをえない苦しい日々を過ごしたジェマさんは、医師団や看護師らに「お願いします、どうか私を死なせないで」と懇願したこともあったという。

「もうだめだ」。そう思う瞬間は何度もあったがようやく危機を脱したジェマさんは、ワクチン接種を拒否したことをひどく後悔している。

「『ワクチンを打ったら死ぬ』という噂を信じたせいで、ワクチンが怖かったのです」というジェマさんは、「嘘を信じず接種しておけばよかった」「みなさんもぜひ今のうちに接種しておくべきだと思う」とメディアに語った。


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■女性の願い

ジェマさんの恋人もメディアを通し、「どうか反ワクチン派がばらまく真っ赤なウソを信じないで」と呼びかけた。

「これからは医療の専門家を信じます」「重症化したせいで、家族にも本当につらい思いをさせてしまいました」と話すジェマさんらは、「私たちは反ワクチン派に洗脳されていたのです」とコメントしている。

ワクチンについてはさまざまな考え方があり、「接種を望まない」という人も当然いる。ただ根拠のない噂にまどわされず、まずは専門家の話を聞くなどし正しい選択をするようにしたい。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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