ホスピス看護師が仕事内容を告白 亡くなる直前の患者が口にする言葉とは
死の瞬間が近い人は、なにを思い誰に癒やしを求めるのか。看護師の動画が反響を呼んでいる。
■死亡直前の変化とは
死についていろいろな質問を受けるというジュリーさんは、最期の瞬間が近い患者に起こる変化を説明。まずは呼吸のリズムが変わり、肌も変色するというが、これは普通のこと。患者もその頃には痛みは感じておらず、不快感もないはずだと語った。
「命が尽きようとしているときは、自然にまかせてあげたほうがいい」。そう語るジュリーさんは、患者が死亡直前に話す内容についても触れている。
■最期の瞬間に思い出すのは…
ジュリーさんによると、多くの人は死ぬ直前に「大好きよ」と家族に愛を伝えるという。
また中には「お父さん」「お母さん」と呼びかけるように声を出す人もいるそうで、「ほとんどの患者さんのご両親はもうお亡くなりになっているのにね」とも話している。
自分を産み育ててくれた頼りになる親は、死の寸前にふと思い出し、癒やしを求めたくなる強い存在なのかもしれない。
ジュリーさんはTikTokにハマった姪たちに触発され、動画の公開を開始。今では世界中の多くのフォロワーが、ジュリーさんの動画から死を学び、命の尊さについて再確認している。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)