死亡率が最も高いのは誕生日? スイスから衝撃の実験結果が発表
シェイクスピアやラファエルなど歴史上数々の著名人も、誕生日に亡くなっているという。
「60歳以上の人が亡くなる可能性が最も高いのは、自分の誕生日である」という研究結果が話題を呼んでいる。『The Sun』『Daily Mail UK』など海外メディアが報じている。
■1年のうちで1番危険な日
スイス・チューリッヒ大学の研究チームは、スイスで1969年から2008年の間に亡くなった人のデータ分析を実施。すると誕生日に心臓発作、脳卒中、転落や自殺のリスクが増大し、1年のうちで1番危険な日だということがわかったそうだ。
研究を率いたヴラデタ・グロス教授は、「自分の誕生日は死亡率が高いのです」とコメント。実際に、劇作家のシェイクスピア、ルネサンス期の画家ラファエルなど、多くの著名人が自身の誕生日に命を落としているのだという。
■驚きの調査結果
調査対象は200万人で、60歳以上の人が自分の誕生日に死亡する可能性は、それ以外の日よりも14%ほど高く、さらに転落死する可能性は44%も高くなる。
また通常の日よりも誕生日のほうが脳卒中を起こす可能性が平均より高く、この傾向はもともと高血圧の人に顕著にみられるそうだ。