ビートたけし、東京五輪は「何の記憶も残ってない」 将来の増税も憂慮
ビートたけしが東京オリンピックについて「何の記憶も残ってない」と持論。将来的な増税の可能性に触れ「嫌だね」と言及。
14日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしが東京オリンピックや税金の将来的な増税の可能性について持論を展開した。
■五輪施設に多額の税金?
税金の使い方を検証した14日の『TVタックル』。なかでも深刻と紹介されたのが東京オリンピック施設のその後だった。
ボート・カヌー競技が行われた海の森水上競技場では、大会前に消波装置に牡蠣が付着するトラブルが発生。機能不全となるため1億4,000万円をかけて撤去し、来月以降は5,000万円を費用に装置の改修作業を行うなどという。
さらに東京アクアティクスセンターや東京辰巳国際水泳場も、今後赤字が見込まれることがアナウンスされた。
■たけしが東京五輪を語る
たけしは番組後半、「今考えれば、今年は去年から、おととしか。ずいぶんいろんなことががあったけど、今年はオリンピックなんかあったんだけど、今考えたら、一体あのオリンピックで何だったんだろうって」と問題提起する。
そして、「何の記憶も残ってねえって。100 メートルの優勝選手は誰だったかも覚えてないし、マラソンも男女、誰がどうなったんだか。それでボートレースの牡蠣がくっついちゃったって? 売ればいいじゃねえかよ。養殖場にして、オリンピック牡蠣とか言って」と提案。
阿川佐和子はたけしの案に「オリンピックオイスター」と同調していた。