佃典彦、TBS1月ドラマ『DCU』に出演決定 役どころは「設立の立役者」
佃典彦が、新名隊長(阿部寛)の直属の上司役で出演。DCUを支えるいぶし銀の演技に注目。
■役作りは「隊員を愛する」ところから
佐久間部長役の佃とプロデューサー・伊與田英徳氏よりコメントが届いている。
佃:僕なんかを名古屋から呼んでいただいてホントにありがたいですし、光栄だと思っています!
最初にこのお話を聞いたときは、どういうドラマになるのか全く想像できなくて。怖いというわけではないんですが単純にワクワクというわけでもなく、何か壮大な“わけのわからないもの”を目の前にしてたじろいでいる感じでした。
ただ、台本を読んでみたら架空の組織なのにすごくリアリティを感じて。実在してもおかしくない描かれ方をしていて話の展開も早いのでワクワクしながら台本を読み終えました。
僕が演じる佐久間は「DCU」を支える立場なので、この組織と阿部寛さん演じる新名隊長をはじめ隊員のみんなを愛するところから役作りを始めました。そしてこの「DCU」という組織にまるで親のように愛し励まし叱咤することができたらいいなと思っています。
阿部さんとは先日初めてセリフのやり取りを交わしたんですが、想像通りというかテレビで見ていた通りというか、身体も大きいし迫力ありますよね。目ヂカラも強いしまっすぐ視線が飛んでくる感じ。
それを僕が真正面から受け取るときもあるだろうし、ちょっとかわしたり押し返さなければならないこともあるでしょう。そういうやりとりを楽しみにしています。
このドラマは台本が非常に面白いというか、後半どうなっていくのか僕自身もすごく興味があります。いま僕が「この人はどうなっていくんだろう」「あの件はどうなるんだろう」とワクワクしているのと同じように、視聴者の皆さんにも楽しんでいただけたらうれしいなあと思っております。
■不可能だと思われる役も可能に
伊與田氏:どんなに不可能だと思われる役も、可能にしてしまう。そんな頼もしい兄貴肌の役者さんです。しかも、さらにリアリティーが増すんです。
今回、「DCU」という、水に特化したエリート集団を作ったという、架空の役柄にリアリティーを吹き込めるのは佃さんしかいらっしゃらないと思いオファーさせていただきました。
先日のクランクインの時には、海保の部長にしか見えませんでした。阿部さん演じる新名の上司として、どんなお芝居をみせていただけるのか楽しみでなりません。
佃さんはご自分で作・演出している劇団の主宰もされていて、実は岸田國士戯曲賞も受賞されている方なんです。そんな方に、台本の内容を評価していただいて大変うれしく思います。
今後の展開、佃さんがおっしゃったように、皆さんにワクワクしていただけるように頑張っていきたいと思います。
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(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる)