点検したばかりの幼稚園での倒木で女児が死亡 激怒した保護者が法的措置を検討
安全だと信じて、子供を園に預けたのに…。先立たれた家族の悲しみは、あまりにも深い。
■救急搬送されたが…
アナスタシアちゃんは病院に搬送されたが、脳にダメージを受け、意識を取り戻すことはなく数時間後に死亡した。
この幼稚園では数ヶ月前に敷地内を点検してもらっていたが、担当した職員たちは「安全な環境」と判断。園長も、「決して危険な環境ではなかった」という見解を発表している。
敷地内の木については「若い木だった」という声のほか、「腐っている部分があった」という意見も専門家から出ているが、真相は分かっていない。
■母親の怒りと悲しみ
アナスタシアちゃんの死に大変なショックを受けた母親は、「園を信用して娘を預けたのに…」と激怒。幼稚園の先生たち、園長、そして自治体のせいでアナスタシアちゃんが亡くなったと主張しており、現在は法的措置を検討中だ。
毎日多くの子供たちが園庭で遊ぶが、そのひとりひとりに先生が付き添っているわけではない。それだけに木や門に至るまで定期的に点検し、子供が安心して過ごせるよう徹底する必要がある。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)