「紅葉狩り」が”狩り”な理由をチコちゃんが解説 平安時代の名残りだった
『チコちゃんに叱られる』で「紅葉狩り」の語源を紹介。平安時代の貴族たちの独自ルールから生まれた言葉だった。
■その理由は…
その理由としてあげられるのは、「物詣(神社・お寺のお参り)」「物見(お祭りや行列を見に行く)」「狩り(鷹狩りなど)」の3つ。さらに、貴族は移動する際に徒歩ではなく、牛車や馬に乗って移動することもあり、外出がしづらかった。
■「狩り」なら下品でない
上記のような理由から、簡単に出かけることができない平安貴族たちがどうしても紅葉を楽しみたいと編み出されたのが「狩り」という言葉を使うこと。
狩りをする際に獲物を探しながら歩くのが普通であるため、表向きを「狩り」と表現しておけば自分の足で歩いても下品とは捉えられず、貴族の体裁を保ちながら紅葉の鑑賞ができる。
こうした貴族ルールから生まれた紅葉狩りという言葉が時代が進んでもそのまま残り、現在でも紅葉狩りという言葉を使い続けている。
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(文/Sirabee 編集部・Aomi)