NY州司法試験では厳格な身辺調査も 小室圭さんが求められる申告と説明
ちょっと検索すれば、ネガティブな情報が並んでいる小室さん。人物考査は一番の難関か…。
秋篠宮家の長女・眞子さまと結婚した小室圭さんは、この度のニューヨーク州司法試験不合格にめげず、来年2月に再挑戦するという。激務のなか勉強の時間を見つけながらの受験は、さぞかし大変だろう、頑張ってほしいという声も多い。
しかも試験では筆記ばかりか、『Character and Fitness(性格と適正)』という部門が受験者ひとりひとりの人物像について、じっくり考査するという。果たして、どんな点を確認されるのだろうか。
■どの州でも人物を重視
アメリカではどの州においても、司法試験では『Character and Fitness』という部門が、面接や提出された書類を通じて人物考査を行っている。受験者がインターネットで「何か詳しく調査されることもあるのですか?」と、質問することも多いようだ。
それについて、ニューヨーク州立大学バッファロー校法学部・公式ホームページの「試験対策」と、40年以上にわたり120万人の受講生を合格に導いてきたアメリカ最大手の司法試験予備校『BAR/BRI』のホームページには、次のようなことが掲載されている。
■正直さと誠実さを問う
ホームページには、『Character and Fitness』とは「徹底した身元調査そのもの」だと表現されている。過去や現在に関する正直な申告、および問題があった際には誠実な説明を求めるといい、具体的なチェックポイントは以下の通りだという。
・罰金を伴う交通違反、運転免許停止処分、刑事および民事上の違反行為、裁判での有罪判決の有無
・住所に偽りはないか
・裁判所命令を遵守してきたか
・メンタルヘルスは良好か、薬物乱用の問題を抱えていないか
・学生ローン、貸与奨学金などローンの返済に延滞はないか
・雇用中または過去の職業において、懲戒処分を含む雇用履歴に偽りはないか
なお、評価の結果を早期に示す州もあるが、ニューヨーク州は合否まで明らかにしないという。