「てっきりご遺体かと」　葬儀場職員が下着入りの袋を棺に入れ通夜会場に搬入

関連記事:“遺体”が動き別れの涙から大パニックに　弔問客らのとっさの機転が蘇生に導く

■病院側の釈明

この件につき、病院側は葬儀場関係者のミスであると主張。

「通夜の会場にご遺体を運ぶのは葬儀場職員の仕事です」「こちらは名前も分かるようにタグをつけ準備してありました」と説明し、「にもかかわらず服を詰めこんだ袋を見て赤ちゃんだと思い込み、それを会場に運んでしまったのです」とも付け加えた。

この失敗につきSNSやニュースで知ったという病院側は、全ての責任は葬儀場職員にあることを強調している。

関連記事:葬儀社の重大なミスに遺族が震撼　「母親の棺桶に別人の死体が…」

■ミスの原因は…？

袋の中に詰められていたズボンと下着は、別の遺体が身につけていたものと判明。そちらがたまたま赤ちゃんと同じ霊安室だったことから、このようなミスが起きてしまったようだ。

このトラブルが原因で葬儀の進行にも影響が出たが、赤ちゃんの遺体は予定していた日の翌日に埋葬できたという。

赤ちゃんのために用意した小さく美しい棺に、もし別の遺体が身につけていた衣類が入っていたとしたら…。誰にも悪意はなかったとはいえ、赤ちゃんを亡くした家族の気持ちは複雑だ。