豆料理の缶詰から人の目玉が…? 英スーパーで食品異物混入騒動 

当事者の男性は、「すっかりトラウマに。もう二度とベイクドビーンズは食べられないかも」と話している。

2021/10/30 12:00

ベイクドビーンズ・缶詰

イギリスの朝食の定番で、日本でも人気があるベイクドビーンズ。缶入りの商品を買い求める人がほとんどといわれるなか、ちょっと恐ろしい異物混入騒動の話題が起きていたようだ。『The Sun』『New York Post』などが報じている。


関連記事:ハンバーガーに人の指が混入… 奇妙な歯ごたえを忘れられない客がトラウマに

■缶の中に人の眼球…?

騒動が伝えられたのは、イギリス・デボン州のプリマスにある大手スーパーマーケットの『Tesco(テスコ)』。

建設業界で働くマーティン・フォードさん(54)という男性が、缶の黄色い帯が目印のベイクドビーンズ『Branston Baked Beans』の4缶入りマルチパックを同店から購入し開けたところ、1缶から人の目玉が出てきたと苦情を入れたのだった。

関連記事:ハンバーガーに人の指が混入… 奇妙な歯ごたえを忘れられない客がトラウマに

■カビと判明

マーティンさんはテスコに持ち込む前に、写真を添えて有名メディアにもその話題を提供しており、その報道に世界のベイクドビーンズファンは仰天。Twitterを通じて、話題は現在も世界に拡散中だ。

テスコはさっそくメーカーと保健当局に連絡し、奇妙な物質についての詳しい調査が実施された。その結果、人の眼球かと思われた白と緑色の不気味な物質の正体は、カビと判明した。

関連記事:ハンバーガーに人の指が混入… 奇妙な歯ごたえを忘れられない客がトラウマに

■ヘーゼル色の瞳

そのカビの原因は、輸送中または保管中の倉庫や店舗の棚でできたと考えられる、缶のごくわずかな損傷。そこから空気が入り込んでしまったのだろうという。

また、ヨーロッパ人にはダークグリーンとライトブラウンの中間である、ヘーゼルと呼ばれる色の瞳が多い。それだけに、白く丸いカビの中央に緑色の丸いカビが生えてしまうと、眼球のように見えなくもないそうだ。


関連記事:家賃滞納の住人が退去に応じたものの… 残された空き缶8000個と修繕費に家主衝撃

■すっかりトラウマに…

マーティンさんはメディアの取材に、「見た瞬間に気を失うかと思うほど驚き、吐き気に見舞われました。トラウマになってしまったようで、もう二度とベイクドビーンズは食べられないかもしれません」と話している。

このたびの件に関しては、英国食品基準庁も関与。メディアの取材に、広報担当者はさらなる調査を進めていくと述べている。

・合わせて読みたい→ハンバーガーに人の指が混入… 奇妙な歯ごたえを忘れられない客がトラウマに

(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

【Amazonセール情報】ココからチェック!