「遺灰は腐った卵のにおいだけど…」 夫の死を嘆く20代女性が衝撃の習慣を激白
最愛の夫はすでにあの世の人。まだ若い妻は、その悲しみを乗り越えられずにいる。
アメリカのあるテレビ番組に、夫を亡くし、悲しさを乗り越えられずにいるという若い女性が登場。驚くような習慣にハマッていることを告白し、視聴者を仰天させた。
■奇妙なことにハマる人々
アメリカのCATVチャンネル「TLC」で人気ドキュメンタリー番組『My Strange Addiction』に、このほどテネシー州のケイシーさんという26歳の女性が登場した。
この番組の出演者たちは、常識を逸脱していると言わざるを得ないような趣味、儀式や習慣にハマッていることを激白する。本人がやめられずに苦しんでいるケースも多いようだ。
■外出は夫の遺灰も一緒
その番組でケイシーさんは、夫のショーンさんが少し前、喘息の発作で若くして亡くなったことを告白した。
続いて「最愛の夫を亡くした寂しさと悲しみを乗り越えられず、外出するときは夫の遺灰を必ず持ち歩いていました。いつも一緒にいられるような気がして…」と語ったケイシーさん。そこまでは誰もが理解してくれているという。
■腐った卵のようなにおい
ところが気づいたら、ケイシーさんは夫の遺灰を食べるようになっていた。「あるとき床にこぼしてしまい、あわてて指でかき集めました。捨てるのは絶対に嫌だと思った瞬間に、私は自分の指をなめていたのです」と告白し、視聴者を仰天させた。
「ふと気づくと、それはすでに習慣になっていました。腐った卵のようなにおいがするけれど、やめられなくて…」と話している。
■幸せな瞬間の後は自己嫌悪
「遺灰の骨壺を開けると幸せな気分になり、体中にアドレナリンが行きわたる気がします」とケイシーさん。ところが食べた数分後、深い自己嫌悪に陥ってしまうそうだ。
そんな日々が2ヶ月ほど続き、ついに自分自身に嫌気がさすようになったというケイシーさんだが、「その遺灰もいつかは底を尽きると思うと、怖くてたまりません」とうなだれてしまった。
カウンセリングが必要といった印象のケイシーさんに対し、視聴者は1日も早い立ち直りを祈っていることだろう。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)